トライバルタトゥーTribal Tattoo アポカリフト

タトゥーについて

トライバルタトゥーの歴史、デザインについて

Polynesian Maori

ポリネシアン マオリ

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ニュージーランドの原住民であるマオリ族といえば、かつての戦士の顔面に刻み込むように深く彫られたタトゥーが印象的で有名なのですが、現在、その螺旋紋様を白抜きにして残りの部分に様々な装飾をほどこすというデザインのパターンは洗練されていて、身体の各所に自由に対応する幅の広さを持ち、和彫りの見切り、バイオメカニカルなど、他のスタイルとの融合も積極的に行われています。

伝統的なマオリトライバルタトゥーはモコ(moko)と呼ばれ、顔面に施す形態を持ち、男性の場合、血族や社会的な所属集団を表す定まった紋様を顔の中心部分に彫り、顔の側面、耳の近くのエリアに個人を示すためのデザインのアレンジを配置していました。それはちょうど姓と名のシステムに等しいので、顔に氏名が示されていることと同じであり、ファッションというよりももっとアイデンティティに深く根ざしており、それと同時に敵味方を瞬時に見分けるための実用性を備えた戦士のためのサインであったようです。

女性は唇と顎に施術しましたが、顎のものは結婚しているということを示すサインであり、これもまた社会的な意味合いを帯びているものです。

他のトライバルタトゥーの文化を持つ部族達と比べてもマオリの人々のモコに関する誇りの高さは特別のような気がするのですが、それはこのような厳密なルールにもとづくアイデンティティの表現としての歴史が関係しているからなのだと思います。

また施術に使用した道具は針というよりも錐に近い形状で、現存するモコの写真を見てもそれはほとんどスカリフィケーション(傷痕)という印象なので、施術には相当な肉体的ダメージを伴ったことは明らかであり、そこからも厳しさが漂ってくるのを感じます。

一方、木彫りの工芸などに見るトライバルパターンにはとても洗練された美しさがあり、渦巻きデザインの法則性にはボルネオパターンとネガ&ポジのような関係も見えてきます。

参考&引用文献
著書:「traibal tattoo designs from the americas 」 出版:mundurucu publishers
著書:「traibal tattoo design」 出版:the pepin press
著書:「THE WORLD OF TATTOO」 著者:Maaten Hesselt van Dinter 出版:KIT PUBLISHER
著書:「KALINGA TATTOO」 著者:Lars krutak 出版:EDITION REUSS
著書:「いれずみ(文身)の人類学」著者:吉岡郁夫 出版:雄山閣
著書:「世界民族モノ図鑑」 出版:明石書店
著書:「EXPEDITION NAGA」 著者:peter van ham&jamie saul 出版:antique collectors, club

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